中学生の部活のコーチング

公立中学の部活動で伝統的にその部が強いというところがあります。
そういうところは、どうして強いのでしょう。
顧問によるコーチングがうまくいっているというのもあります。
しかし、それ以上にその伝統が始まった初代の顧問のコーチングとそのコーチングの影響が色濃く残っているところにあるでしょう。
弱勝負と言うのはたいてい質の良いコーチングを受けたことがないものです。

歴代に一度でも質の良いいコーチングを顧問から受けていると、その質の良いコーチングの履歴が残るものです。
準備運動ひとつをとっても、そう。
また、その準備運動にどのような意味があるのか等も大切になってきます。
せっかく素晴らしい素質を持つ人材が集まった学年にあたっても、コーチングが良くなければ弱小部のままです。
しかし、歴代に素晴らしいコーチングを受けていれば、その時の顧問がたとえ素人であろうと、生徒のやる気さえあれば、そこそこの成績が残せるものなのです。

逆に、素晴らしいコーチングの指導者がいても、コーチングされる側がやる気を起こさなければ、強い部にはなりません。
中学生は思春期を迎えています。
自分の感情をもてあましているため、コーチングする人間と衝突してしまうとなかなかコーチングを受け入れようとしません。

中学生をコーチングする際、最も気をつけなくてはいけないのは、そういった点になってくるのです。

実際、私自身、素晴らしい人材が集まっていながら、コーチングする側と生徒とが衝突し、部自体が消滅してしまった例を見ています。
思春期の生徒をコーチングする時、それはとても気を使うものなのです。