コーチングについて色々と書いてきましたが、自ら考えて答えをださせるために、そこまで導くものがコーチングという見解が一般的ですが、これは学習塾などにも言えることだと思います。
有名で実力のある進学塾の場合、まずは考えさせる力をつけていくことに重点を置いているところが多いです。
そういった学習塾では、ひとつの問題に対して沢山悩んだけど、悩んだ時間が大事だといい、すぐに答えを教えることはしないでしょう。
沢山悩んで考えたけどわからなかった。これは大事なことですが、そこから答えを教えてしまうのは塾の先生はコーチングの役割には適していないことになると思います。
塾の先生が立派なコーチングをしてくれるのなら、おそらく、その「考え」をどうやって答えまでもっていくかを教えるかと思います。ひとつの問題の答えだけがわかっても、考えさせて答えを導き出したわけじゃないので応用力がついておらず、似たような問題が出題された時に、ちゃんと同じように対処することができないからですね。
それは、「どうしたら」「どうなるか」を正しく理解していないからです。
コーチングは人との関わりやビジネスなどの際にも役に立つことですが、しっかりとしたコーチングを受けている人は、何通りもの考えができる人だと思います。こういった時にどうやって対処するのが理想か、答えは一つだけじゃないと思います。
前回その1つの方法でうまく行ったから、今回もこの方法で行こう!となると、思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。1回や2回は成功しても次は失敗してしまうかもしれません。
「この間の場合、こうしたからうまくいった。」⇒「じゃ今回の件は前回と少し違うからこの方法じゃうまくいかないかもしれない」⇒「じゃ他の手はないか」・・・と考えていく課程が答えを何通りも用意することにつながり、いろいろなケースに備えての応用力がつくというわけです。
勉強においても、ビジネスにおいても、人との関わり方においても、コーチングってすごく大事なことなんですね。
日本では、昔は指導法としてスパルタ的な指導を行ってきましたが、今そういった方法によるコーチングは、いずれ歪んでくるのではないかといわれています。
飴と鞭によるコーチングは良いかもしれません。
しかし、鞭だけによるコーチングはその場しのぎのコーチングとして効果はあっても、後々、精神的に追い詰められたり、会社内での雰囲気が悪くなって言ったりと、長い目で見たとき、コーチングの効果があったとは言えないものになっているのです。
コーチングは子育てと同じです。
怒ってばかりでいると、子供は素直に育つでしょうか?
歪んだものの捉え方をし、マイナス思考な子供になっていき、のびのびとは成長していかないでしょう。
大人であろうとどのようなジャンルであろうとそれは同じ。
コーチングは、子育てだと思って、コーチングする相手を我が子のような気持ちで見つめていかなくてはいけないと思います。
コーチングに時間がかかっても、それでも将来的に正しい結果を出せる方法、それは、威圧的手段をとって始動するのではなく、ほめて伸ばす、楽しい雰囲気の中で指導する、そういったコーチングです。
逆に威圧的な指導方法は正しいコーチングではないでしょうし、それこそが真の指導方法だと思っている会社などは、いずれ歪みが生じてくると思います。
人間というのは、ほめて伸ばす、強く言っても、叱っても、後で必ずフォローする、毎回コーチングの終わりには必ず皆笑顔で終わるようにしていけば、必ず結果は良いものになっていくと思います。
コーチングは、目標を定め、その目標を達成するためのサポートをしていくことです。
期間は、数年にわたるものから、僅か数十分で終了するものまで多岐にわたります。
目標設定によって、コーチングの機関というのは変わってくると言っていいでしょうね。
目標が、自分が今まで知らなかったことを知ることであれば、それは数十分のセミナーでも十分に目標を達成することが可能でしょう。
運動選手であれば、たとえばオリンピックでメダルを取得することを目標としているのであれば、数年後のオリンピックまでの期間、もしかしたら、その次のオリンピックの機関まで延々とコーチングが続いてく可能性もあります。
コーチングの目的は、コーチングを受けることによって、成長することですよね。
しかし、コーチングの技術が不十分な人のもとで受けると、それまでよりも逆に交替してしまう可能性もあるのです。
コーチングをおこなう人とは、そういった相手の能力を預かっているのだと言うこと、そしてその能力が伸びるのか、はたしてマイナスになってしまうのかはコーチングする人にかかっているのだと言う責任を理解したうえでおこなっていってほしいですね。
技術のないひとは、指導するさい、己の感情を持ち込んで指導するひとがいます。
これでは教えられる側はたまりません。
常に指導者の期限をうかがいながらコーチングを受けていたのでは、専念できませんからね。
コーチングをおこなう人というのは、その分野に技術的に長けていることはもちろんのこと、精神的にもぶれがあってはいけないのです。
そういったことからも、コーチングをおこなう人間としぶれない人間であるためにNLPセミナーを受けにくる人はたくさんいるようです。
NLPは指導者になりたいと思っている人をコーチングするのにうってつけのものなのです。
コーチングをしていく上で大切なこと。
それは、相手を認めてあげることです。
相手を認めてあげることが大切だと言うことは、NLPでもいわれていることですよね。
相手を認めてあげることによって、コーチングされる側は、自信を持つし、やる気も出る。
そして、信頼関係も深めることが出来ます。
特に有効な手段としては、直接本人に認めたり、ほめたりすることではなく、第三者の人間を介してそのことを伝達することです。
例えば、会社なら、部長から部下へ直接褒めることも有効ですが、それ以上に効果がるのが、「〇〇部長が、お前のこと、よくやっているって言ってたぞ」ということです。
一人あいだにクッションが入ることによって、その褒めている言葉がより信頼できるものとなるのです。
これは、裏でひとはうわさ話や陰口をしていることなどといった考えからきているもので、本人のいないところでこそ、本音を言っているという心理が働くからです。
従って、裏で上司が自分のことを褒めていたということが、本人から直接聞くより信頼のある言葉として相手に伝わっていくのです。
逆に、第三者を通して注意することは良くありません。
部下からの信頼はなくなっていってしまいます。
“表では調子のいいこと言っているけど、どうせ裏で陰口叩いている”ととらえられる可能性が高いから。
コーチングする立場の人間は、コーチングされる側の人間がいない場所でも発言に注意する必要があります。
人の口に戸は立てられませんから、いつ、どこから本人の耳に入るかわかりませんからね。
ただ、人の噂話をうまく使えば、NLPのように、コーチングの効果も倍増できる、必須アイテムになるというわけですね。
コーチングの目的は、コーチングを受ける人の能力を高めていくことです。
スポーツであれば、技術を伸ばす、ビジネスであれば、最終的には、仕事の成績を伸ばすことのための指導をすること。
また、指導を受ける側の人間から、その能力を引き出すことです。
最終的な答えは、自分自身の中にある。
そして、その答えを導き出すためのノウハウを教えるのです。
答えを教えるのではなく、やり方を教える。
進学塾のキャッチコピーのようですが、分かりやすく例えると、まさに進学塾の指導法のようなものです。
答えを教えるだけであれば、誰にでもできます。
そうではなく、自分で答えを導き出せるように指導していくことこそが、コーチングの本来の目的であり、指導やコミュニケーションを通してそれをいかに短期間で導き出せるかが技量と言えるでしょう。
最終的には、自分を成長させるのは、自分でしかない。
そのことを自覚させ、より自分を高めていくために手助けしてもらうこと。
それがコーチングではないでしょうか。
そのためには、まず指導される側が、はっきりとした目標を持つ必要があります。
目標がなくては、自分を高めていくことはできませんからね。
指導者は、その目標をどこに位置付けるかもしっかり指導しなくてはいけません。
高すぎては途中で挫折してしまうし、低すぎては、伸び代が少ない。
的確な目標を立てさせることもコーチングの一つと言えるでしょう。
目標を達成するための能力を引き出していくこと。
これがコーチングの技です。
只今カナダバンクーバーオリンピックが真っ只中ですね。
オリンピックで注目を浴びるのは、代表選手だけではありません。
当然その選手を育ててきている指導者にも注目が集まります。
先日は、スノーボードハーフパイプの選手國母和宏先週の服装騒動では、コーチ陣にもJOCから注意がきたそうです。
確かにコーチングをする人間は、先週の行動をチェックする必要がありますが、國母和宏選手はすでに成人している人。
未成年の選手ならいざ知らず、立派な大人に対して服装がどうこうコーチングする人間が言うのはどうでしょうか。
そこまでコーチングする人間が逐一チェックしていると、選手は嫌がるのでしょうか。
うざったいと思うようになった選手とコーチングをする側との間に信頼関係は築き上げることはできません。
4年に一度の試合に服装がどうこう外野がうるさく言うことこそ、先週のメンタル面に大きく影響を及ぼすと思います。
今回の騒動で、国民の意見は國母和宏選手養護派が多いです。
彼の服装が乱れているとかどうこう言う前に、代表選手すべてを統括している人は、どうしたら選手たちがメンタル的に集中できるかという環境を作っていくことにもっと専念すべきでしょう。
メディアは視聴率が大切なので、代表選手にインタビューを求めたり、ドキュメンタリーを制作したいと思いがちですが、その影響が少しでも選手に出ないよにすることこそ、JOCが最も神経をとがらせるところだと思います。
先週のニッチな部分をコーチングする人、トータルでコーチングする人、極端に干渉しないようにすること、このオリンピックを通して様々なコーチングのあり方を考えさせられました。
コーチングをしていくうえで、最も大切なこと。
それは、コーチングする側とされる側との間の信頼関係です。
信頼関係があるのとないのとでは、コーチングされる側の成長は随分と変わってきてしまうもの。
だからこそ、プロスポーツの世の中でも、両者の間に溝が生まれてしまうと、解約してしまうことが多い。
いくら有能な指導者のもとで指導を受けていても、指導してもらう側の人間が、指導する側の人間に対して絶対的な信頼を持たなければ、そのコーチングは十分に発揮できていないのです。
特に、メンタル要素も大きく関係してくるスポーツの場合にその影響は如実に表れてきますね。
だからこそ、スポーツは、技術的指導を行う人と、精神面での指導をしていく人など指導者が複数人存在してくるのかもしれません。
もうすぐ冬季オリンピックが開催されますが、今人気のフィギュアスケートでは、高橋選手が大きな手術を乗り越えて、復活しました。
彼も、「チーム高橋」という名のもとに、様々な指導者が集まり、高橋選手の復帰の為のコーチングをしてきているのだとか。
優秀な指導者となると、海外の指導者を想像しがちですが、この高橋選手復帰の為の指導には、日本人が多く携わっている。
意思の疎通をしていくためにはやはり同じ母国語の人とのコミュニケーションが大切ということでしょうね。
そう、指導する側とされる側の間に必要な信頼関係とは、コニュニケーションを円滑を行うことが非常に大切になってくるのです。
コーチングしていくときに必要なこと、それは、指導される側の人間の意識改革から始まるのかもしれません。
スポーツ選手でも、ビジネスの世界でも、誰でもスランプに陥ることはあります。
そんな時、スランプから脱出するためには、精神的な変革が必要となってくるのではないでしょうか。
後から思い返してみれば・・・とよくプロスポーツ選手がスランプに陥った時のことを思い返してみると、大抵精神的に脆かった時期なのではないでしょうか。
精神的に落ち込んでいるときに、さらに成績が伸びない。
実績がないから、ますます落ち込むといった悪循環。
こういったことの突破口を開くことがコーチングに求められていること。
まず、考え方をマイナス思考から、プラス思考へとチェンジしてあげる必要があります。
「〇〇だからダメ」といった思考から、「〇〇を改善すればよくなってくる」といった考え方に指導される側に指導していくのです。
人間落ち込んでいるときに、否定的な言葉を使うことは、相手をさらに追い詰めてしまうだけのもの。
穴に落ちている人間に上から筒を掛けるようなもの。
穴に落ちた人間にどう対処したらいいですか?
手を差し伸べて、引っ張り上げてあげることもよいでしょう。
それでは、次穴に落ちた時、またあなたがいなければ穴から脱出することはできない。
それなら、穴から脱出するためのノウハウを教えてあげればいい。
あとは自分で何とかしなさいと言って去っていってもかまわない。
本人の努力次第なのだから。
コーチングする人に必要な要素、それは冷静かつ客観的な目線でいることができるということではないでしょうか。
コーチングとは、指導です。
指導を受ける側が真剣に指導を受けない場合どうしてもコーチン具する側は歯がゆい思いをしてしまいます。
そのようなときでも、冷静でいられる精神を持っていなくてはいけません。
また、どうしても指導していると、情がわいてきます。
そうなったときにでも、目に見えない程度の成長も気づいてあげられるような客観的な目が必要なのです。
親子の関係では、どうしても冷静でいることはできなくなる局面はたくさんあります。
身近なところでは、子育てはどうでしょうか。
時には感情的になってしまい、子供に対して時には許し、時には起こりといった「おこり方」の基準がないという方は多いと思います。
それが人間ですし。
また、子供の日々の小さな成長も、目に見えて分かってきたときでないとわからないことあると思います。
子供に対して客観的目線で見ることができないということは、「親バカ」という言葉で片付けられがちですが、そうではなく、どうしても、客観的な目線で見ることができなくなるという意味ではないでしょうか。
そういった意味では、レスリングの浜田親子は有名な話ですし、元プロテニスプレイヤーの杉山愛さんもお母さんにコーチン具を受けていたようです。
親子で指導したりされたりという関係は、確かに始めるのは簡単ですが、継続するのはとても難しいことです。
四六時中一緒にいるようなものですから。
こういったケースの場合、指導をする側も、受ける側も忍耐と精神力が普通以上に必要になってくるので、私たちが想像する以上に彼らは素晴らしい選手だと思いますよ。
コーチングしていく際、大切になってくるのは、相手との信頼関係です。
これは、先にバレーボールの監督が選手との信頼関係を築くために携帯メールのやり取りを行っていたというお話の時にも紹介しましたね。
クライアントとの信頼関係がうまく築き上げられていないと、こちらがいくらコーチングを行っても、クライアントのみにはついていかないのです。
そこで、コーチングを行う人の中には、コミュニケーション能力を向上させることに長けているNLPの資格を取得して、NLPのカウンセリングを行っったりしてクライアントとの信頼関係を築いているという人もいるそうです。
NLPのカウンセリングは、精神的に落ち込んでいる人に対しても有効であることから、精神的に落ち込んでいる時はコーチングをすることは望ましくないとされています。
しかし、カウンセリングのノウハウを持っていることによって、そのマイナスに傾いている精神状態をプラスへ持っていくことができ有効に指導していくことが可能になってくるのです。
何故なら、NLP セラピーは、ベトナム戦争の際にアメリカ兵に心理治療に用いられその効果の早さなどから脚光を浴びたほどのカウンセリングです。
医療従事者の中にもコミュニケション能力アップのために資格を取得したという人がいるように、NLPは信頼関係を築くために有効なコミュニケーション能力というコーチングにとって必要不可欠なスキルを取得するのにマストな方法なのです。