コーチにコーチング!?

コーチングは、答えを教えるのではなく、解き方を教えていくことです。
仕事、運動、勉強、全てにそれは通じます。

テストで横に座って答えを全部教えてあげて100点を取れても、次回同じテストが出ても、100点はとれません。
答えしか教わっていないから。
解き方を教わっていないから。

人間は失敗しながら成長していくというのは、その失敗によって、成功の仕方を身につけるから。

コーチングでは、転ばないように支えてあげるのではなく、転んだ時、どうやって起き上がればいいのか、転びにくくするにはどういったことをすればいいのかを教えてあげること。

子育てもしかりです。
子育てはもしかしたら、人生で最も大変なコーチングかもしれません。
人間の人生に大きくかかわることだから。
だからこそ、親は必死になって子育てを頑張る。
だけれども、なかなかうまくはいかないものです。
なぜなら、親だって子育てというコーチングのノウハウをその場その場でやっていくしかないから。
地を分けた我が子だからこそ、感情的になってしまいがちだから。

永遠のテーマです。

ただ、子育てというコーチングの仕方が大きく間違ってしまっている人も最近多いようです。
それが、モンスターペアレンツという存在。
我が子がかわいいからこそモンスターになってしまうのかもしれないけれど、そのことによって、子供は歪んで成長していってしまうと言うことに気が付けないことが悲しいです。
しかし、誰もがそのモンスターになってしまう可能性はあるのです。

だからこそ、今の時代、モンスターにならない為の親に対するコーチングが求められるのかもしれませんね。

中学生の部活のコーチング

公立中学の部活動で伝統的にその部が強いというところがあります。
そういうところは、どうして強いのでしょう。
顧問によるコーチングがうまくいっているというのもあります。
しかし、それ以上にその伝統が始まった初代の顧問のコーチングとそのコーチングの影響が色濃く残っているところにあるでしょう。
弱勝負と言うのはたいてい質の良いコーチングを受けたことがないものです。

歴代に一度でも質の良いいコーチングを顧問から受けていると、その質の良いコーチングの履歴が残るものです。
準備運動ひとつをとっても、そう。
また、その準備運動にどのような意味があるのか等も大切になってきます。
せっかく素晴らしい素質を持つ人材が集まった学年にあたっても、コーチングが良くなければ弱小部のままです。
しかし、歴代に素晴らしいコーチングを受けていれば、その時の顧問がたとえ素人であろうと、生徒のやる気さえあれば、そこそこの成績が残せるものなのです。

逆に、素晴らしいコーチングの指導者がいても、コーチングされる側がやる気を起こさなければ、強い部にはなりません。
中学生は思春期を迎えています。
自分の感情をもてあましているため、コーチングする人間と衝突してしまうとなかなかコーチングを受け入れようとしません。

中学生をコーチングする際、最も気をつけなくてはいけないのは、そういった点になってくるのです。

実際、私自身、素晴らしい人材が集まっていながら、コーチングする側と生徒とが衝突し、部自体が消滅してしまった例を見ています。
思春期の生徒をコーチングする時、それはとても気を使うものなのです。